猫だましい






2013 8 1_






以前から読みたいと思っていた本でした.

「猫」と「たましい」の関係を,童話や寓話,民話などから紡ぎ出しています.

「たましい」は「こころ」と置き換えてもよさそうですが,やはり「たましい」の方がさらに広い世界につながっている気がします.

大島弓子さんの感想マンガが巻末に収録されていますが,これは最後まで読まないで楽しみにとっておきます.


本の題名は著者の遊び心から生まれたようですが,河合隼雄にはもっと生きて,現代の事について語って欲しかったです.







先日の記事でご紹介した町田のネコさんたちは,現在,里親さんを募集しています.
詳しくはこちらをご覧ください.

里親さんをできるだけ短い間に見つけなければならない事情が生じたそうです.
どうか,ネコさんたちの家族になってくださる方がいらしたら,是非この機会にご縁を持たれてください.


復興を果たし,今までになく栄えている東北を想い描いています.
その日がすぐに来ますよう.
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ネコがこの国に住み着いて

むすこがいつもおせわになっております_

寅さんのお母さんが家に遊びに来ていた頃の写真です.

ご覧のように黒と白のツートーンですが,寅さんのピンクのお鼻とビビリ屋の性格はお母さんから受け継いだものです.

このお母さんのお母さん(つまり寅さんのおばあさん)も黒白ツートーンでした.
最近も家から少し離れたところで,同じ柄のネコさんたちが集会をしていたのを見たことがあります.多分,同じファミリーなのでしょう.


1匹のお母さんネコから,様々に異なった柄のネコが生まれることがあります.人間と同じように,長い世代をかけて色々な遺伝子が受け継がれてきたのでしょう.

寅さんのご先祖さんは,どんなネコたちだったのでしょうか.




おかーさーん_



ネコが日本に伝わってきた経緯を以前調べたことがありましたがWikipedia ネコでは仏教経典の伝来との関係について書かれていました.


ネコはどうやら,中国から日本にやってきたようです.

ネズミの害などを防ぐ益獣としてネコは珍重され,一部の階層の人々にネコは愛玩動物として飼われていましたが,その間の事情について『斎宮千話一話 第3話』ではこう述べられています.


「こうしたブランド・ネコは、経典の輸入とともにもたらされたかとも思われます。そして文化人の高級ペットとして買われ始め、ともにネコをめぐる文化も同時に入ってきたかと思われます」


ここでは単にネコの輸入についてだけではなく,ネコに伴って伝わった文化についても触れられています.

さらに,こうあります.


「そして中国ですでに定着していたであろう「ネコをめぐる不思議な話」もまたその頃に輸入され、ネコの不思議な生き物イメージと「猫」「狸」の文字の混乱によって「タヌキは化かす」、というイメージができあがったのではないか、と考えることができます(ペルシャネコやシャムネコなどの現代の「唐猫」も、普通のネコとは「生まれが違う」ような顔をしている、という印象がありますよね)」
- 斎宮千話一話 第3話 -


「ネコをめぐる不思議な話」といえば,真っ先に化けネコ伝説が思い浮かびますが,それではネコが日本に伝わった当時のオリジナルの話しとはどんなものだったのでしょうか.

ネコ伝来とだいたい同じ時代,中国から日本に伝わった民間信仰に庚申信仰があります.
今も日本各地で見られる庚申塚は,庚申信仰を共にする講中の人々が建てたものですが,その本尊には青面金剛が祀られることが多いようです.

参照したWikipediaにあるように,青面金剛はインド伝来の神仏ではなく,中国の道教思想に由来するものだそうです.

この青面金剛が取り除いてくれる「五種類の鬼魔」のうち,このようなものがありました.


「容姿:猫の顔で人身  取り付かれた時の病気:物事に異常な欲を起こさせ発病 「猫鬼」 (びょうき)」
- 庚申 -


もしかしたら,こんなところからネコにまつわる怖い話しが広まったのかもしれません.
[ただ,管理人は民俗学については全くの素人ですので,単なる想像や思いつきであることをお断りしておきます]



今回はネコについての怖い話しばかりなので,寅さんや他のネコさんが気の毒になってきました.



最後に,「化けネコ」について調べたら,こんな記述がありました.

「明治時代には、1909年(明治42年)に東京の本所の長屋でネコが踊り出したという記事が、『報知新聞』『萬朝報』『やまと新聞』に掲載されている」
- Wikipedia 化け猫 -


これはちょっと見てみたかったな~.
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